四万十遠征

そのC完結編


昨夜、九時頃に寝てしまっせいか妙に早く起きてしまった
早々にテントをたたみ撤退することに

我々は南西に向かうことにした足摺岬を目指して

ビーチから泳ぎだして珊瑚が見える浜へと出かけた






太平洋に向かい

青い海

広がる水平線

晴れ渡る空

高くひたすら白い雲





絶好の海水浴日和である
でも・・・・

砕ける波

空中に白い泡が舞う

うねる大海原

身長を超えるビッグウェーブ

岩場からは波が当たるたびに「どーん」という音が聞こえてくる

沖縄に停滞する台風からの贈り物であった

そんな遠くからわざわざ・・・・

我々は戦った

天然のジャグジーで

ほんとに死ぬかと思った

ジャグジーにつかる若頭
大波が来た
若頭、引き波のあまりの強さに岩場から手を離してしまう
やばい!マジで死ぬ!
手を伸ばし若頭を必死でつかむまささん
今度はちんぴらが波に飲まれ岩場の奥へと流されていく
お前らほんとに死ぬぞ
普通に遊べよ

結局、珊瑚がある地点まではたどり着けず
珊瑚の破片を拾って帰った

二日間海と川の危険をを存分に堪能した我々は
帰路に就くことになった
篠岡さんち経由で

完結