8/23am3:00
うるさい
あまりにうるさい
我々以外のほぼすべてのグループが出発の支度をしている
何でこんな時間に・・・・
こいつらは朝飯(夜食?)を食べた後、山の暗闇の中に消えていった
なんだ?何をこんなに急いでいるんだ?
早く寝ただけあってこの後も眠れない
味田と話をしたりした

8/23am5:00
早めの五時には起床
結局、寝付けなかった
しかし寒い!
腕時計の温度計を見ると10度を示していた
八月なのに・・・・
おにぎりとワカメスープを食べた後、六時には次の山小屋へと旅立った

8/23am0900
それなりに険しい山道が続くどんどん、高度が上がっていくのがわかる
やがて、木が消え熊笹のみになった
森林限界なんだろうか?



花之江河につく(写真上)
何でも日本有数の湿地なんだとか。
何でそうなのかは忘れた。
その風景は神秘的であった。
緑の森の中に湿地が広がっておりそこに白く立ち枯れた巨木が立つ。
すばらしい風景であった

8/23am1030
途中巡り会う沢で水を補給しつつ困難な道を進んだ。
そして十時頃に九州最高峰の宮之浦岳に着いた。
180度のパノラマはすばらしかった



少し休憩した後、山を下り始めた。

8/23pm1230
十二時過ぎに今日の宿泊場所となる新高塚小屋に到着した。
小屋の前で鹿が歓迎してくれた。
しかし、この鹿は動くこともなくこちらを見ている。
近くによっても逃げようともしない。
チンピラが輪ゴムを撃ったがこれもきかなかったが
ラーメンを煮ているうちにどっかに行ってしまった。
ここで話し合いがもたれた。
このまま山を下るか、ここに泊まるかである。
話し合いの末に山を下りることにした。


足早に山を下った
やがて縄文杉に到着
大したこともなくさっさと足を進める



ウイルソン株などを通過しトロッコ列車の軌道に出る



トロッコ列車の軌道と言うことで初めは楽しかった。
しかし、この道は長かった。
とてつもなく長かった。

終盤に近づくと鉄橋が連続した
もちろんトロッコ列車ののみの鉄橋を渡る
手すりもなくレールとレールの間に渡した木を歩く
場所によっては非常に高いところを渡る
今まで事故がないのが不思議である
ふと立ち止まり下を見て高さを楽しむ
遙か下には清流が流れている
そして皆がついてきているか確かめるために後ろを振り向く
おしりが居ない・・・・・
まさか落ちたのか?
いや、おしりはしゃがみ込んでいた
そして「とまんないで下さいよ」
泣きそうな顔をしながら高所恐怖症を告白する

8/23pm1700
長かった戦いが終わり荒川口に到着した
朝の六時からかなりのハイペースで歩き続けたので体はかなりぼろぼろである
相当きつかった
やはり新高塚小屋で泊まるべきであった
途中からあまりのつらさに景色を見ることも忘れ
黙々と歩いていたもったいない話だ
しかしこれで日程が一日縮まった。
余分な日、何をしよう?
っていうか、早く降りてきたために今日泊まるところがない・・・・・

8/23pm1830
街をさまよう、寝床を捜して。
しかし我々の予算にかなう宿泊場所など無く困り果てる。
屋久島はキャンプ場以外でテントを張る事が出来ない。
どうしよう・・・・
その時あまりに近いところに
キャンプ場を発見し泊まることにした。

8/23pm1900
キャンプ場併設の露天風呂につかる。
露天風呂のうたい文句にきたはいいが・・・・ただ海辺にバスタブがあるだけじゃないか。
少し大きいが一人しかつかれないじゃないか。
洗い場も一つしかねえじゃないか・・・・
六人はいるのに一時間ぐらいかかってしまった。

8/23pm2030
とにかく腹が減った我々は飲みに行くことにした。
島一番の大都会「宮乃浦」に・・・・
明かりがない・・・・
やっとこさ飲み屋を見つけ、狂ったように食う
酔った我々は予算のことなど忘れとにかく食う
店の態度に腹が立つが、飲んだ
閉店まで居座った

そんなに飲んではいないのになぜかへべれけ
味田が吐く、田辺が吐く、吉田も吐く
疲れてるのかな・・・・


キャンプ場に帰りおやすみなさい