厳寒九重連山大船山登山


02/04
am0000長者原

長崎からひたすら下道を走ってきた。
長者原付近になると路面が凍結、駐車場付近では薄く積雪していた
真っ白な駐車場に車を止める


大分県の久住に登山のためにやってきた
現在、午前0時車に布団を敷き眠りにつく
近くに温泉がわき出ていたので
ペットボトルに入れ湯たんぽにする

ビールをあおり寝酒とする




2/5am0600





起床
朝靄の中を出発する


誰も歩いていない雪道はとても気持ちがいい
雪原についたウサギの跡を目で追う

しばらく長者原の平原を歩き山に入る。
軽い勾配で汗がにじむが顔に当たる風が冷たく気持ちがいい
最高だ
アイゼンがしっかりと雪をつかみあるきやすい。


峠を越え
坊がつるに着く

ここまで一時間半ほどであっただろうか
一面の雪化粧
積雪は20〜30cmほどだ

夏は一面のテントで埋もれるこの地もさすがに冬なのですくない
それでも、白い絨毯の上に何張りかのテントがある。
ここには法華院温泉がある。

この温泉もちろん車で来ることはできない
ひたすら歩いてしか来ることのできない温泉なのだ
まさに秘湯中の秘湯である


坊がつるの平原から、大船山にとりつく
それほどきつくない山道を登る
だんだんと積雪量が増え40cmぐらいだろうか
先行している人がいるので雪は踏みしめられ歩きやすい
私たちが先頭だったらと思うとぞっとする。

一時間ちょっとで山頂に着く
空は晴れ渡りすばらしい景色
向かいの山からは噴煙が立ち上っている。




頂上で景色を楽しんだあと
少し、下った所にある避難小屋で食事。
この小屋ぼろすぎる。

風で窓や戸が吹き飛び雪が部屋の中まで吹き込んでいる
便所に戸がないし・・・

数時間掛け
無事下山する。

今回の山は危険なところは全くなく安心して登れた
でもちょっと物足りないかなと思った


長者原に着くともう駐車場に雪はなく
ふつうの九州の冬の山だった